2018年4月11日水曜日

アンズの摘果  Apricot young fruuits thinning

今年のアンズは数年ぶりに豊作となりそうです。花が咲けば人口授粉をし、雨が降ると聞けばシートで覆って開花中の花を保護した甲斐あって、たくさんの幼果が着きました。
Apricot: Sunnycot
 眺めていても自然落果はしないので、自分で間引きの作業をしました。

摘果の第1弾。これ以降は様子をみながら、勢いのなさそうな幼果を中心に減らしていきます。

去年の夏に買った小ぶりの接ぎ木小刀のおかげで、地植えのビッグオザークとアンズにそれぞれ6か所ずつ、スモモの高接ぎがうまくいきました。夏接ぎは枝が柔らかいので接ぎやすいし、炎天下のなか、結果が直ぐに分かるのが気に入りました。


今年の春になって芽吹いたまではよかったですが、どの枝が何だったか分からなくなりました。ただし、レーヌクロードだけは、芽吹きの時期も葉っぱの形状もプルーンそのものなので見分けがつきます。アンズやスモモの葉っぱに交じってこのように↓ 目出ちます。
Prune: Reine Claude grafted onto Sunnycot

これも↓ レーヌクロードで間違いないでしょう。
ditto

もう1本、例外的に判別できたのはこの枝↓で、メスレーの花が2輪咲きました。この枝だけは太めのを接いだら、今年の春になってからの枝の展開の勢いが他とはかけ離れています。
Plum: Methley grafted onto Sunnycot





午後には狂犬病の予防接種の会場へ向かいました。去年は、タイガが会場の入り口で首輪をすり抜けて脱走したので、今年は革の首輪にチェーンも加えて脱走防止です。


事情を知らずに単なるボーナス散歩だと思っているタイガは、お昼ご飯後の昼寝から目覚めて上機嫌で歩いています。
Taiga on her way to rabies vaccine at a nearby park,
but she thinks she is just out for an extra walk.

会場で気張って漏らしたりしないよう、まずは近くの空き地で小用足し。
A small stop, to make sure that she does not have an accident
faced with the needle.

赤要の垣根の道を歩きながら、「コタに会えるよ」と声を掛けると、タイガは大好きなコタロウとの再会を思って何度も私の顔を見ながら嬉しそうにスマイル。(本当はコタの家のすぐ傍にある「羽沢ふじ公園」が狂犬病注射の会場で、そこを目指して歩いています。)
The park is almost nextdoor to Taiga's friend's house
and she thinks we are visiting him.

コタの家近くに到着したのに私が止まらないので怪しみ始めたタイガ。このあとはもうダッコするしかありませんでした。職員さんたちに笑われながらも必死で押さえつけ、何とか済みました。なので写真を撮る余裕もなし。
We are not stopping at Taiga's friend's house,
and she gets suspicious - remembering last year?
After this point, I had to carry her in my arms.

2018年4月8日日曜日

公園で  At the park


早朝散歩で通った屋敷林ではシャガが満開でした。

Iris japonica
朝の冷たい空気の中でいっそう綺麗に見えます。

写真を撮っていたら、背後の竹藪からガサガサ音が聞こえてきました。
 写真右上の角↓ に写り込んでいるのは、この屋敷林の所有者で、孟宗竹のタケノコを収穫しているところでした。今日のJAの野菜売り場に並ぶものだと思います。初対面なので、いつも屋敷林を利用させていただいているお礼を述べることができました。ご主人は城北中央公園で「甲州犬」と私が散歩しているところを日頃から見かけていたそうです。

 ジミな色合いですが、近くで見ると綺麗な花です。




屋敷林のあとは「柿の木広場」へ。写真の柿の木には、とっても美味しい大きな実が成ります。
 果樹に無関心のタイガは小用足し。

ミニ柴のクー君がやって来ました。
 3歳くらいの子ですが、未去勢のオスなのでタイガの目の前でも足を持ち上げてマーキング。




柿の木広場とは細い道を挟んで向かいにある諸山公園にも上ってみました。

八重桜が今満開です。

ハデハデの花ですね。









公園の頂上は小ぢんまりした広場になっていて、早朝のストレッチ運動などをする人をよく見かけます。

モミジの新芽が綺麗だったので、タイガをつないで記念写真。
 他の木の新緑を背景にモミジが浮き上がります。
 秋の紅葉に負けないくらい綺麗です。
Japanese maple

私がモミジの木を撮影している間、タイガを木に繋いでおいたら、
I left Taiga tied to a tree as I was busy photographing trees.
 すっかり退屈して穴掘りをしていました!
She dug a hole in the ground, out of boredom!
 イタズラをいさめて睨みつけていたら、
As I stared at her sternly,
 だんだんとひれ伏して反省しているフリ。
she crouched as if to say that she was sorry (which she was not).


*   *   *   *   *


お昼ご飯前の散歩からの帰り道、見事な鯉のぼりが舞っている家がありました。ちょうど庭仕事中のご主人がいらしたので、許可を得て写真を撮らせてもらいました。写真では伝わりにくいですが、鯉の生地が日差しのなかキラキラ輝いていて動きに勢いがつく印象でした。

Carp streamer
 The blue and green carps represent the family's little boys.






2018年4月7日土曜日

木苺に蕾  Raspberry/Blackberry



ウルトララズベリー」の名前で売られていた苗に蕾が出てきました。葉が芽吹いた節ごとに蕾が出ているので、今年はたくさん生りそうです。


樹形はセールス文句のとおり自立性ですが、極端にスペース難のうちで、しかも地植えをトライするとなると放任にはできないです。そこで、ケインの1本ずつを支柱で支えて、樹環の直径が50cmくらいに収まるようにしました。去年の9号菊鉢よりは環境が改善されたはずです。


Raspberry: Ultra Raspberry
 先端ごとに4個ずつ蕾が出ています。木が2m近くに育って充実した株になれば、山のクマイチゴのように蕾の数も増えるのかもしれません。





去年の10月に届いたブラックベリーの「シャロンズデライト」には一か所だけ蕾が着きました。苗はまだ20cmくらいのチビ苗ですが、お店のサイトによると2季成りで樹高は60cmくらいとあるので、今の苗の状況で満足です。支柱で囲ってタイガのいたずらから守っています。


Blackberry: Sharon's Delight
 夏果が熟したら味見が楽しみです。

公園で  At the park

公園ではシャクナゲが咲き始めていました。




ドッグランに着いたらいきなりオスのビーグルが飛んで来てタイガを襲ったので、それが後を引いてタイガは、ランが顔見知りの子たちばかりになったあとも全然遊びに参加する気分ではなかったようです。
仲良しの子たちばかりです。左からケアンテリアのチャンプ、ラブラドゥードルのカイト君、ミニ柴のゴンちゃん。
Champ, Cairn Terrier (left), Albas, Labradoodle (centre),
Gon, Mini-Shiba Inu (right)

バーニーズのベルンちゃんもいました。手前のクリーム色の子はミックス犬のレナちゃん。
Bern, Bernese (left), Kaito, Labradoodle (centre), Gon (right), Lena (front)

ラブラドゥードルのアルバスもいました。
Albas (left) and Bern (right)
 タイガは遊びに誘われても
 素っ気ない態度。
 いつもならアルバスに自分からワンプロを仕掛けていくのですが。

チャンプは大型犬とひと遊びした後で疲れているらしく、冷たい土の上で涼しんでいます。
Champ enjoying the chill of the ground

そのうちベルンちゃんがもらったボールに気付いて、
He spots Bern with a ball.
 さっそく奪いに行きます。
Champ sets off.


ベルンちゃんは脚長のバーニーズなので、軽くチャンプの追跡をかわします。
Bern has no itention of sharing her toy.
 余裕で走るベルン。本気で走ると背中を丸くして突進するのが可笑しいです。
Bern has long legs when it comes to chasing.

ベルンとチャンプの追いかけっこを眺めるだけのタイガ。
 ボールを独り占めして満足顔のベルン。
Bern making herself comfortable with her toy.
 



帰る途中で、この時期インコのためにイネ科雑草の花穂を採りに立ち寄る草地がありますが、そこで珍しいものを見ました。

ワシミミズク、2歳のオスで名前はキング。飼い主さんによると、基本的に夜行性の動物だけど、ある程度直射日光に当ててやらないと骨が脆くなるそうです。また、昼でも夜と同じように目が見えるので、昼間に活動的な生活を送ると夜は他の鳥のようにぐっすり眠るそうです。
On our way home, we saw an unusual creature.

キング君が警戒しないよう、まずタイガをレールに繋いでから近寄ってみました。剥製のように動かないのですが、ほんのときどき顔の向きを変えます。
Eagle owl, 2-year old male, named King.
According to the owner, the bird needs to sun himself from time to time,
in order to keep his bones strong.



 琥珀色の目が何ともワイルドです。


レールに繋がれたタイガと飼い主さんの子供たち。飼い主さんは赤虎の甲斐犬は見たことがなかったので、とても珍しがっていました。
The owner's kids were sweet with Taiga.