2017年10月7日土曜日

筆柿  Persimmon


3個生った筆柿の、最後の実が色づいてきました。完熟の見分けが付きにくいですが、先の2個は過熟だったので、今回は早めの収穫を目指します。

The last remaining fruit

へタの色も薄くなってきたので、もう良いでしょうか。


取り込んだ実を量ってみると、ちょうど200gありました。筆柿としては大きいほうでしょう。

果長は9cmちょっと。スーパーではもっと小さな実しか見たことないので、これはインパクトがあります。



半割にしてみると、ヘタの近くのまだ青みのある部分は熟していません。が、果頂の糖度を測ってみると20.6度もありました。先日のドロドロの過熟の実よりも糖度が上です。カタログによると筆柿の糖度はだいたい17度のようなので、今回のはサイズ、糖度ともに良くできたほうでしょう。

食味は、齧るときに顔をしかめるほどの固い歯ざわりで、甘いけれどもあまりジューシーではありませんでした。また、ヘタ近くの果肉は渋くて食べられたものではありませんでした。どうやら早採りしすぎたようです。この実の花は自己の雄花で受粉させたのですが、先の他家受粉の2個と同様、種は8個入っていました。

Sugar content: 20.6 °Bx


2017年10月5日木曜日

ヤドリフカノキ  Schefflera arboricola


寒くなってきたので、いろいろと冬支度をしています。

ホンコンカポックの「ハッピーイエロー」が、夏の間、アンズ苗の日陰で大きく育っていました。耐陰性は相当強いようです。向かって右側がアンズ苗の下から伸び出して一生懸命、日光に当たろうとしていました。

Hongkong Kapok(Schefflera arboricola

なので、横から見るとかなりいびつ。

地面に置いてあったので、根っこが伸び出しています。

リビングのテレビの横で越冬させるために、伸びた枝を剪定して取り込みやすくしました。
After heavy pruning, ready to be taken indoors

余った枝を挿し木してみることにしました。活着すれば、親苗の代わりにして、より小さな苗から再スタートしたいです。
Cuttings - will they grow?



リビングに戻したので、いつ冬がきてもOKです。ホーットカーペットのカバーも、夏の間の綿100%のものから、普通の分厚いカバーに取り換えました。

タイガは、猫が通るのを監視できるし、外の植物や土の臭いが入ってくるので、この網戸のそばを気に入っています。

差し込む光のなかで視線をぼんやり投げかけながらの侘しい風情が、私の中の甲斐犬のイメージに合っていて何とも言えません。

散歩、行く?
Go for a walk?

2017年10月4日水曜日

グアバの鉢上げ  Guava tree


今年の春に地植えにした黄肉グアバ2本のうち、実のついている方だけ未だ鉢上げしてありませんでした。生憎、実がついたのは日当たりの悪いほうの苗で、秋になって日が短くなると、早朝の2,3時間しか直射日光が当たらなくなりました。なので、実の成長も完全にストップ。

向こう1週間の天気予報によると本格的に秋の気温が進みそうなので、このまま日陰に地植えしておくよりは、鉢上げして南向きバルコニーに移すほうが良いと判断しました。

地植えしたときは数十センチの小苗だったのが、今では背後にあるアンズのサニーコットと押しくらまんじゅう状態で、お互いを日陰にしています。実がついている枝は地際で、上のほうの枝の陰になっています。
Currently

ちなみに、4月23日時点の苗の様子↓。両方とも黄肉グアバです。
As at 23rd April 2017


Yellow-fleshed Guava fruits

格闘の末、9号菊鉢に収めました。このままでは2階へ運べないので、

きれいさっぱり散髪。グアバの実1個につき最低10枚の葉が必要と言われてるので、これだけ残しておけば十分でしょう。



バルコニーに上げました。左の鉢は、沖縄のかたから同時に2本いただいたうちの1本で、実がついていないので9月のうちに鉢上げしておいたものです。40cm未満の棒苗にしましたが、グアバは剪定に強いので新芽が吹きだして来ました。この異なる状態からの越冬で、それぞれ来年はどう成長するかを見るのも楽しみのひとひとつです。

これら2本の他に、知人を通して入手したルビースプリームの種からの苗が1本、米国の業者から購入したルビースプリームの種からの幼苗が2本あります。前者の苗は黄肉グアバよりも1年ちょっと上なので今年の開花を期待してましたが、蕾さえ出ませんでした。来年こそは。

Yellow-fleshed guava saplings.
The one on the left was potted last month.

4つの実がうまく熟すとすれば、収穫は来年の1月以降でしょう。

2017年10月1日日曜日

公園で  At the park


今朝は雲一つない青空で、いかにも10月の雰囲気でした。明日からは閉鎖される草地を惜しむように、皆さんいつもより30分オーバーで早朝散歩を楽しみました。

タイガも嬉しそう。
Taiga posing in the shade

いろんな光の中で記念写真とりです。
Taiga in the sun

甲斐犬のヒナちゃん。黒毛が朝日で光っています。
2 Kai's: Taiga, and Hina with shiny black coat

ケアンテリアのチャンプもやって来ました。
Champ (Cairn Terrier)


早速ヒナちゃんとチャンプのプロレスが始まりました。走り専門の柴犬のアズキちゃんが羨ましそうに見ています。
Champ and Hina wrestling.  Azuki (black Shiba) looks on
Azuki wants to join in, but
doesn's know how to.
仲間に入りたいけど、プロレスの仕方が分からない。


今度はヒナちゃんとアルバス。珍しくヒナちゃんが、自分よりも月齢が下のアルバスに転ばされています。気性は、ヒナちゃんはボス気質、対してアルバスは超ソフトなので、
Albus (Labradoodle) and Hina in reversed roles, because

いつもはヒナちゃんのほうが断然強いです。アルバスのほっぺたに噛みついて振り回したり、
normally it is Hina who has the upper hand

アルバスの腹の上から押さえつけたり。
This is the norm.
通常はこのパターンです。


モノ君とタイガのプロレスはあまり見かけません。こちらは大柄なので、アズキちゃんは離れたところから見ています。
Mono (Border Collie) and Taiga, with Azuki looking on

追いかけっこが始まりました。タイガ(右端)は出遅れながら、

モノが向きを変えて戻ってきたのを狙って途中から追いかけます。後に続くのはカンタとアズキちゃん。

タイガはかわされましたが、モノを追いかけてカンタ、ヒナ、アズキと続きます。


たくさん走った後、水分補給するヒナ(左)とカンタ(右)。
Hina (left) and Kanta (right) sharing the water bowl


久しぶりのソラマメ君。以前はカメラが大嫌いだったのに、今朝は全く平気でした。
Soramame (male Toy Poodle) after a long absence

もっと驚いたのは、自分から初めての人に甘えていったことです。全く違う犬のようです。
He used to be extremely nervous.  Not any more

さらに、初めて会うカンタとチャンプに挟まれて臭いチェックされても平気でした。
Not even when Kanta and Champ came to check the stranger's scent


トイプードルのモニカもやって来ました。こうやって座っていると乙女チックに見えますが、実は、強そうな人には這いつくばりでアプローチする一方、弱いエネルギーの人には強く出ます。
Monica (Toy Poodle)

モニカがチャンプの飼い主さんに甘えています。強そうな人、ということでしょう。
She is subservient towards a 'strong' person,
and gets aggressive towards a 'weak' person.

いつものモニとは別犬。
She must consider Champ's owner a 'strong' person.


アルバスがちょっかいを出しにやって来ました。モニはお怒りの様子。
Albus surprises Monica.  She is not happy about it

プロレスの始まり。
Albus has soft energy and it suits Monica

アルバスの動きは、まるで縫いぐるみにモーターをつけて動かしているようで、生身の犬には見えないことがよくあります。

ソフトなエネルギーのアルバス相手に、モニカは強い。





オーストラリアンシェパードのグナちゃんがやって来ました。タイガは1度だけ以前に会ったことがありますが、この草地のほとんどの子にとっては初対面の相手です。
Guna (female Australian Shepherd Dog), a new face

早速アルバスとモノが臭いチェックに近づきました。
Albus and Mono checking her scent

次はカンタとアズキちゃん。グナの向こうにはヒナちゃんもいます。
Kanta, Azuki, and Hina (behind Guna) also checking her

グナが移動し始めると、カンタ、ヒナ、アズキの3頭がしつこくフォローします。
Guna starts moving away, flanked by Kanta, Azuki and Hina

ヒナちゃんは女の子ですが、支配欲が強いのでグナちゃんにマウントし始めました。アルバスは顔にキス。
Hina, a dominant Kai female, starts mounting Guna.
Albus gives Guna a kiss

だんだん皆の興奮が高まってきました。
Dogs getting boisterous

ボーダーのモノ君も加わります。

犬の社会では大体の順位付けがあるので、グナちゃんは初めての群れで自分の地位を確保するために、引くに引けないのでしょう。
Guna trying to establish her position in this new pack

カンタはほとんど喧嘩腰。
Kanta getting aggressive


 突然皆が走り始めました。
Suddenly, a chase begins

グナの手前にいるのはカンタ、少し遅れてタイガとアルバス、さらに後にヒナちゃんとモノ君が続きます。中型犬以上の犬たちが地響きを立てて全速力で走ると、かなり迫力があります。




 久しぶりに会うウルフドッグのアルバちゃん。
Alba (female Wolf Dog)

コートの色が以前よりも薄くなってきたので、灰色オオカミのような風貌です。
With her coat colour getting pale, Alba looks like a grey wolf

ヒナちゃんが寄ってきました。
Hina approaches the stranger gingerly

アルバはこの大きさでも意外と体重が軽くて、33kgくらいだそうです。バーニーズなどでこの体形だったら40kgはいくでしょう。

タイガも来ました。久しぶりに会うので耳を後に倒してちょっと緊張。
Taiga hasn't seen Alba for some time, and a bit nervous

甲斐犬としては大柄のタイガですが、アルバの横では小さく見えます。
Taiga is one of the largest Kai ken I have seen,
but she looks so small with a wolf dog

アルバはオオカミのように、他の犬や人間には全然興味を示しません。
Alba is always aloof, just like a wolf.