2016年12月17日土曜日

公園で  At the park

今年の冬至は12月21日だそうですが、朝6時に起きると未だ真っ暗、公園に到着しても太陽が家々の上に昇っていないので薄暗いです。今朝は欠け始めた月が残っていました。

Moon in the morning sky

地面は霜が降りていて、歩くとゴワゴワ音がします。

タイガがカンタ君を見つけて、まるで獲物を狙う大型ネコ科動物のような格好で走り出しました。背中の毛が逆立っています。

直ぐに伏せて、草むらの陰から奇襲攻撃でもかけるような態勢です。

カンタ君と会うのは今日が3回目。だいぶお互い慣れてきました。
 Kai Ken puppy: Kanta, & Taiga
 怖いもの知らずの子犬なので、タイガにじゃれつきます。



2匹が遠くへ行ったところで、カンタ君に呼び戻しを習慣づけるために口笛を吹いて呼びました。タイガはこれに慣れているので、カンタ君に対してロールモデルの役をさせます。

タイガと一緒に戻ってきました。

ご褒美におやつを出すと、タイガにガンを飛ばしています。

おやつの後はまた追いかけっこ。





タイガはまるで自分が産んだ子供と遊んでいるように楽しそうです。


お疲れさま。

こうやってお座りする姿は、まだまだ赤ちゃんっぽいです。


アメリカンコッカの子がやってきました。

カンタ君が飼い主さんに積極的に寄っていくので

アメリカンコッカの子は飼い主さんを取られまいと甘えます。タイガは私に対する独占欲は薄い方ですが、カンタ君が現れてからは私の注意を引こうと何かと割って入ります。


帰る頃には日が昇っていました。寒い、寒い朝でした。

2016年12月16日金曜日

新入り苗  New plants

キウイのレインボーレッドが美味しかったので、オス木として「早雄」を取り寄せました。また、スモモの「いくみ」が安かったので、ついでに注文しました。香川県の業者です。


左から、いくみ、早雄です。
Plum: Ikumi (left), & Kiwi male plant (right): Soyu

 
どちらもポット入りで今年の春・夏を過ごした、2年生苗のようです。いくみは以前、地植えで育てていたことがありますが、水っぽくて薄味だったので一旦は処分しました。でも、花粉が多いし、若木から実を着けていたし、果肉が赤い品種なので、もう一度トライします。スモモのババロアを作るには、赤実品種でないとインパクトがありません。




ヤマユリの地上部が最近やっと枯れたので、掘り起しました。ユリは他の球根植物とは異なり、特異な根っこの仕組みなので(球根の上に出る根っこで栄養を吸収)、1年栽培してどんな状況なのか興味津々でした。

掘り出してみると、親の上の方に子供の球根が連なってできていました。青い受け皿は外径が30cmありますが、親の球根は去年の購入時よりは肥大した印象です。

Japanese Wild Lilly (Yamayuri) bulb

子供の球根を茎からもいで離すのはダメージが大きくなりそうな気がしたので、剪定ハサミで球根が着いたままの茎を分断しました。子供の球根は全部で4つです。

これ以上増えても困るので、今回は深さ15cmほどの比較的浅植えにしておきました。来年の夏の間に子供がどれだけ成長するのか楽しみです。

2016年12月15日木曜日

公園で  At the park

甲斐犬のネネちゃんが高齢で最近亡くなりました。獣医さんから受けた寿命の宣告は去年の9月だったので、1年以上も頑張った末のことでした。そして新たに迎えられたのがこの子↓。現在生後4ヶ月の男の子で名前は「カンタ」君。実際に迎えられたのは数週間前ですが、ワクチン等の関係で、公園デビューしたのは最近です。

顔は細おもて、脚が長くて全体的にスリムな体つきなので、「鹿型」のようです。タイガも赤ちゃんの頃はまさにこういう感じだったので非常に親近感があります。

コートの色は、迎えた当初は体全体真っ黒だったそうですが、今では赤い虎柄が出始めています。これなら、3,4歳くらいになるまでに、黒地にビール瓶のような赤い縞の入った見事な虎犬になりそうです。

Kai Ken puppy: Kanta (male), 4 months old

この目。甲斐犬独特です。
顔に関しては、もっと成長すればブラックマスクではなく虎柄が入りそうです。

とにかく良く動く。どの写真もボケっぱなしで、毛並がわかるくらいに写ったものは1枚もありません。

タイガはお子ちゃまには興味ないらしく、回避の一方です。

頭を振ってカンタ君の相手をしません。

子供相手にタイガは背中の毛も逆立てています。

なんとか鮮明な写真を撮るためにおやつで釣って落ち着かせようとしましたが、
なぜか、カンタ君だけはボケて写ってしまいました。
まあ、そのうち慣れたらもっとマシな写真が撮れるでしょう。

腹部もびっしりと黒い毛で覆われていますが、唯一、胸に1点の白い部分があります。これはタイガも同じです。

しぐさは本当にタイガの赤ちゃんの頃と似ていて、全く物怖じしない性格です。なので、吠えることもなし。タイガがうざがって、鼻にシワをよせて撥ね付けようとしても、一度も声を出しませんでした。(タイガも赤ちゃんの頃は、おかまいなしに成犬に寄って行っては怒られていました。)






帰り道、家のすぐ近くで初めて見る秋田犬と出くわしました。生後8か月になる女の子で、名前は「のこ」ちゃんだそうです。
Akita Inu puppy: Noko (female), 8 months old

とても落ち着いた性格で、社交性の高い子です。

のこちゃんは遊びを仕掛けますが、
朝の出勤の人たちが通る路上なので、じゃれさせるわけにもいきません。
のこちゃんは最近、教習所跡の草地を利用し始めたそうで、朝・夕にそこを利用するタイガはそのうち会えるでしょう。



乾物のチェリートマトを使い切るために、トマト入りのパンを作りました。タマゴ2個、ミルクに、砂糖もたっぷり入った、甘~い菓子パンです。
Sweet bread with dried tomatoes
 ちょっと焦げ気味。
 焼き立てのホヤホヤでちぎると湯気が立ちます。

2016年12月4日日曜日

公園で  At the park

もう12月なので、公園の紅葉も終盤に入ってしまいました。山育ちの私には葉っぱがどんどん減っていくのは名残惜しいです。



いつもの草地の入口には、日曜日にやって来るラブのお婆ちゃん犬がいました。もう自力では立ち上がることもできないけど、他所の犬と挨拶したり公園の空気を吸うことで精神的な刺激になるようです。
Labrador basking in the memories of her young days in the park


黒柴のリキ丸君がやって来ました。リキ丸君も結構な年ですが中型犬なので元気で、とてもほがらかな雄犬です。タイガはリキ丸君の飼い主さんに甘えています。
Black Shiba Inu: Rikimaru says "hello"

こうやって犬同士の挨拶をするだけでも、穏やかで嬉しそうな表情になります。

昔はこの草地でやんちゃに走り回っていたそうですが、数年前から遊び仲間の大型犬を何頭も見送る段階に入ったそうです。


スコティッシュテリアのレオ君もやって来ました。
Scottish Terrier: Leo
 レオ君は未去勢のオスなので他のオスをかなり意識します。



トイプードルのソラマメちゃんも登場。
Toy Poodle: Soramame

久しぶりの再会で挨拶。



ソラちゃんの飼い主さんがおやつを取り出しました。

レオ君は脚の短い体型にもかかわらず、おやつとなるとジャンプします。

私はタイガの飛びつきは禁止していますが、しつけが行き届いていません。

タイガは私に叱られて一旦はお座りしますが、

私に胸をドン突きされないよう、わざと向こう側へ移動してまた飛びつきました。 m(_ _||)m



帰る頃にはだいぶ太陽が昇っていました。

朝日を浴びてイチョウの葉がキラキラ輝いています。
Ginkgo leaves sparkling in the morning light


途中の道で白柴のリンちゃんにも会えました。
White Shiba Inu: Rin (♀)

2016年12月3日土曜日

ミネオラオレンジ  Minneola Orange

ミネオラの苗は10号鉢で毎年数個、安定的に実をつけています。今年は7個が成っています。
木が全然大きくならないのは、無理して実を着けさせているからかもしれません。地植えのモロと、写真左に写り込んでいる将来地植え予定のカラカラに高接ぎができているので、今後は高接ぎ枝で収穫を増やしたいです。

Minneola

来年の3-4月頃には果皮の色が真っ赤になり、果肉が極甘になります。




タイガの散歩で行く公園のカリンの木は今年が生り年で、沢山落ちています。次々といろんな人が拾って行っても、まだまだ成っています。そこで、1週間前にカリンシロップを仕込みました。
内径20cmの深鍋に砂糖1kg、水500ccを入れて熱し、砂糖が溶けたら1cm厚にスライスした実を、鍋に入るだけ入れて2,3分弱火で煮たら火を止めて、鍋フタをして冷えるまで放置。ルクルーゼ鍋は火を止めた後もグツグツ煮え続けるので余熱を利用します。2kgの砂糖で4L ビンいっぱいに作れました。

水と砂糖の比率は実験中です。最初の年は計らずにまぐれで上手く行ったのに、2年目は水が多過ぎてカビが生え、3年目は水が少なすぎて砂糖が結晶化してしまい、いずれも使い物になりませんでした。今回は覚えやすいように、重量で水:砂糖=2:1 の比率にしてみました。

シロップの赤味が増してきて、果肉が縮み始めているので、来年の1月中旬以降には使えそうです。ヨーグルトに入れると美味しいし、またカリンの臭いが気にならなければレモンの代わりに紅茶にいれると甘酸っぱい味になります。

Quince syrup