2013年11月22日金曜日

実つきグアバ苗  guava plant with a young fruit

ヤフオクで、送料込みで1,500円の実付きグアバ苗が1週間以上前に出品されたのを見て、早速果肉の色について出品者さんに問い合わせました。答えは「果肉の色は不明」とのことだったので、時期が時期だし諦めようか1週間迷い続けて、最終日にとうとう入札してしまいました。

「実付き」と聞くと、もう自然に手が動いてしまいます。なのでヤフオクは年内には二度と覗かないことに決めました。

取引は迅速で、入金したその日の水曜日に発送メールが来たので、昨日の木曜日は一日中ソワソワして待っていましたが、西濃運輸からは何の音沙汰もなし。今朝になって電話を入れたところ、「今日の21時までには行く」とのことで、「植物なんだから、それじゃあ遅い!」と反論しましたら、「では午後2時から4時までの間に」変更。現実には4時半近くになってやっと来ました。とにかく、夕闇せまり来るなか、急いで開封しました。

入札を決心する決めての一つになったのは、出品者さんに関する他の人の評価がとても良かったことでした。箱を開けてみると、期待を裏切らない丁寧な包装で、前回の苗の出品者とは大違い。実はちゃんと着いたまま無事に到着しましたよーっ!

また、発送前に一度たっぷり水やりをお願いしてあったのですが、それもきちんと行われていました。申し分なしです。

根っこはガチガチに回るほどはっていました。この苗はイチジクでよくやる取り木だと思います。来年蕾が出そうな充実した枝に取り木をかけて苗をつくり、首尾よく花が咲いて実ができたものだと思います。ただし、グアバでこれをやれるのは相当、気温の高い国・地域のはずなので、輸入ものの可能性が高いと思います(出品者さんは広島県在住ですが)。

実は完熟まで持っていきたいけど、苗の中長期的な成長を優先させて、根っこを洗ってほぐすことにしました。カチカチの根鉢ができていたので、かなり時間がかかりました。

鉢に植えつけたあとは、うちで一番暖かい2階の小鳥の部屋で越冬です。
夜はシャッターを降ろし、カーテンを2重に垂らしているので、今朝6時の気温は、外の2倍以上で14度台でした。夕方、グアバ苗を入れたときは21度台でした。

苗の葉っぱは、1枚目の写真の色が実物に近いです。南向きの暖かい部屋で養生して、何とか緑色に戻れば、と願っています。そして、この↓ 実を収穫したいものです。

 

前からある2本も一緒に越冬します。奥の右はブラジルグアバ(赤実)、左は10月5日に届いたオクで買ったピンクグアバです。ピンクグアバの方は、結局、折れた枝がどんどん枯れ込んだので、実を諦めて剪定しました。
では、美味しい実をお願いします(タイガ言)

2013年11月17日日曜日

田口早生の収穫  Taguchi Wase

田口早生が最近色づいてきて、ほぼ全部の実がいわゆる「ミカン色」になりました。元々小さな苗だったのが、実の重みで傾いてしまっています。写真向かって右側が南の方角で、陽光面になりますが、実の数は少ないけどサイズは大きいです。反対に写真の左側(北側)には、小さな実が集中してついています。

こちら↓ は陽光面の大実の枝です。

最近、大実のほうを手にとると、若干、浮皮っぽい感触があったので、大きい実と木の反対側の小さい実を一つづつ収穫してみました。

大きい実は200gを超えています。

小さい方は125gでした。

半割にしてみると、大きい実は浮皮ではなく実の中心の空洞部分の影響だったようです。
食味は、やはり小さい実の方が断然濃厚で、大きい実の方は酸抜けしたような甘い味でした。大きい方は陽光面だったので、もう少し濃い味を期待していましたが。
ただし、これはこの2個の比較上のことであって、今日試し食いしたものは、この時期に店で売っているどの早生ミカンにも負けない美味しさでした。

今までうちで成ったミカンは麗紅の酸っぱいのに慣れていたので、今日のは安心して食べられました。麗紅のような香りは無く、また麗紅ほど強烈な濃厚味ではありませんが、初成りとは思えないくらいの出来でした。

来年以降も摘果はせずに、小さな実を沢山成らせてもっと濃厚な実になるようにします。また、収穫が全部終わったら、牛糞と有機肥料をたっぷりやります。

2013年11月16日土曜日

新しいコットンボーン  new cotton bones

タイガが赤ちゃんのときから使っていたMサイズのコットンボーンがボロボロになって処分したので、今度はLサイズのを2本注文して今朝届きました。

今日は天気が良いので、早朝散歩から帰るとシャンプーをしました。ドライヤーで乾かしきれない分は、こうして陽だまりで仕上げます。最近、シャンプーをおとなしく耐えるようになったので、ご褒美に早速コットンボーンを与えました。

すっかり寒くなったので、日中は小鳥の部屋に集まって暖を取っています。床に影を落としているグアバも同居です。
うーん、まぶしいよ

甲斐犬の毛色は、見る角度や光の具合によって様々に変化します。写真に撮ると別の犬のように見えることがよくあります。
ワニ?

机の下のパネルヒーターのそばが暖かいので気に入っているようです。時々、こういうふうに↓ 賢そうな顔(親バーカ!)になります。先日、散歩していたら下校途中の小学生達がすれ違いざま、「こんにちは、シェパード君!」と声をかけてきました。本当です! タイガはコマンドはシェパードのようにはいきませんが、嬉しいです。
甲斐犬のすまし顔
  もう一丁

小鳥たちは相変わらず元気です。先日、フェイジョアのアポロを移動させた際、地上1mそこそこで切って、枝のほとんどを処分したので、その一部をケージに入れました。もう葉っぱは乾燥してカリカリなので、葉を食べるかわりにむしって落としたり、枝を齧ったりして遊んでいます。

オスは飽きもせずにメスににじり寄ろうとしますが、最近はメスの反撃でくちばしや足にケガをするということがなくなったので安心です。

2013年11月15日金曜日

サクラソウとサツキの冬支度

去年の冬に株分け・植え替えをさぼった、八重咲き日本サクラソウです。今年の春はほとんど一重の咲きかたになっていたので、この冬はちゃんと必要な作業を行いました。夏の間に株の分化は順調におきていたので、来年の春が楽しみです。肥料は、基本的に要らないかもしれませんが、念のため油粕を置いておきました。数が多すぎるように見えますが、株をバラして配置してあるので、1,2個では、栄養が届かない株が出るかもしれないので。

今年のサツキ祭りのときに買った苗は、剪定もせずに伸ばし放題だったので、樹形はガタガタになっていますが、株が随分大きくなったので、平たい大鉢を買ってきて植え替えました。苗と一緒にもらった栽培書のとおり、鹿沼土100%で植え替えて、油粕を置肥しました。
来年もこのような↓花を沢山咲かせてくれれば良いのですが。
サツキ「はなびん」

地元JAで野菜を買ってブラブラしていたら、大輪菊の苗が出ていたので、1本立ちの安いのを買ってきました。来年以降は地植えで、茎の間引きもせずに自由に咲かせてみようと思います。近所の庭でそういう育て方をしているのを見ると、間引きしなくても結構、大きめの花になるようです。

雨が降り出す直前の暗い中で写真を撮ったので、菊の花が際立った明るさを放っています。

JAで新ショウガを売っていたので買ってきて、全部ガリにしてしまいました。インスタントコーヒーの大びんに収めて冷蔵庫で保存です。ガリにすると半年たっても腐らないので長く楽しめます。
このショウガは「近江新ショウガ」ではないせいか、いつもの処理をしてもピンク色に染まらないのが興味深いです。食感もやはり「近江」が最高、ということを確認しました。

2013年11月10日日曜日

レモン収穫  lemons: Ponde Rosa & Lemon Variegata

台風のたびに実つきの枝が折れて数が減ってきたポンデローザですが、最近、色づいてきたので一番大きい実を収穫してみました。
Ponde Rosa
 この1個で450gを超えています。
切ってみると、種がゴロゴロです。味は、あっさりしたレモン味です。

斑入りレモンのピンクレモネードは、春の開花から1個の実が着きました。最近、果皮が黄色くなってくるとともに、縞模様がほとんど無くなってきました。これが完熟のサインなのでしょうか(斑入りグアバの完熟と似ています)。
Lemon Variegata
 こちら↓ は7月の開花からの実で、まだ小さいので縞模様が比較的はっきりしています。
 斑入りレモンの大きい方の実を収穫してみると、直径5cmの小果です。陽光面の反対側には、まだ縞模様が残っていました。
左の実は、今朝の散歩で公園の柑橘(11月7日の記事)の根本に落ちていたのを拾ってきました!例年ですと、9月頃に、真ん丸の小さな緑色の実の段階で姿を消すので一度も味見したことがなく、何の柑橘なのか興味津々でした。

切ってみると、ピンクレモネードの方は、カタログどおりの果肉の色です。風味は、ポンデローザがあっさり味なのに対し、ピンクレモネードは、これぞレモンというシャープなレモン味です。
公園の柑橘の方は、甘味がありますが、ハッサクでも苦手な私には、料理用にした方が適していると思います。あの柑橘の木に感謝していただきます!
 ピンクレモネードの苗は、10号ロングスリットで順調に育っています。初年度は枝がビュンビュン伸びて驚きましたが、2年目の今年は樹勢がトーンダウンして、管理しやすくなりました。

四季成りのチャイナリトルレモンは、冬のキンカンのように色づいてとても綺麗です。香港で働いていたとき、新年から旧正月にかけてあちこちで見かけました。私が住んでいたサービスフラットの管理人に、入口のところの大きな鉢植えを指して聞いたところ、「酸っぱくて食用ではない」と教えられましたが、たぶん、これだったと思います。
料理用としてなら、苗が1本あると本当に重宝します。
Calamansi

2013年11月9日土曜日

コットンボーンが..... Taiga decimates Cotton Bone

タイガが来た当初から愛用していたコットンボーンが、最近ボロボロになりました。
クチャクチャ噛んで引っ張って、揚句の果てこうやって降り回します。

まあ、気のすむまでやってください。今朝、Lサイズのを2本、注文したのでご安心を。
 

そんなタイガを無視してテレビを見ていると、「引っ張りっこしよう!」と、コットンボーンを私の膝に押し付けてきます。しょうがないので、少しだけ相手をします。

おりしも、犬の躾け番組を見ているときでした。カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミランの番組です。私の場合、頭の中で納得することと、実践することにはギャップがあります。犬に躾けられるときがよくあります。
鼻がブタ鼻になってるよー


 ひとしきり遊んだあとは、ふて寝? 犬って、外で遊んでいるときのサイズと、屋内で横になっているときのサイズが、全然違いますね。家の中では別犬のように大きく見えます。

ブラッドオレンジ  Blood Oranges

フェイジョアのアポロを移動させた跡地に、ブラッドオレンジのモロを地植えにしました。今日、土曜日は可燃ゴミの日なので、早朝の犬の散歩から帰ってすぐに着手して、アポロの処分枝のゴミ出しが間に合いました。

 モロを10号ロングスリット鉢から出してみると、根鉢が真っ白になっていてもう限界だったので、地植えにして良かったです。今年は夏の終わりまで6個の実が成っていたのですが、台風の度に枝が折れて3個になってしまいました。そのかわり、3個になってから実が急に肥大し始めたので、今年は実のサイズでタロッコと逆転しそうです。
blood orange: Moro
 
アポロを引っこ抜いた直後にモロを植え付けましたが、土をごっそり新しい用土で入れ替え、肥料もたっぷりやったので、弊害はないと思います。台風のたびに折れた枝の実を食べてみました。赤い色こそ着いていませんでしたが、ネーブルっぽくて十分に美味しい実でした。


 
タロッコの方は8月に地植えにしたので、すっかり落ち着いています。今年は11個の実が着いているので、サイズは小さいですが、地植えパワーでなんとか完熟まで行くでしょう。
blood orange: Tarocco


来年の2月に収穫が終わったら、地上40cm以内の枝は除去して、樹高が伸びるよう促す予定です。隣家のキンモクセイと寒ツバキが伸び放題の3m以上になっているので、うちの庭との段差も含めると4mはあり、夏以外は日陰のままになります。なので、できるだけ背伸びさせたいのです。タロッコをここに植える以前は、プルーンのビッグパープルの成木が植わっていましたが、日陰なので一度も花が着きませんでした。オレンジならどうだ!との思いで、プルーンを処分してタロッコに植え替えしました。
 
引っこ抜いたアポロはどうなったかというと、ウィキトウとニキタの間に移動させました。下の方の枝を2,3本残して後はすべて切り捨てにしました。この2、3本の枝は来年も開花するはずですので、ニキタの授粉に使えます。また、ウィキトウの成長がニキタよりも良いので、来年は蕾を持ちそうです。
 
ただし、本来の目的は、アポロの枝をウィキトウとニキタに寄せ接ぎすることです。接ぎ木がうまくいかないので、最後の手段としての寄せ接ぎです。



2013年11月7日木曜日

タイガは生後6ヶ月  Taiga is 6 months old now

タイガは、昨日で生後6ヶ月になりました! 私と暮らし始めて4ヶ月ちょっとですが、もう、むかーしから親子だったような気がします。

今日は仕事から解放されてヒマになったので、タイガを狂犬病予防注射のために、10時過ぎに霧雨のなか、動物病院まで連行しました。タイガは、午前中で2度目の長い散歩に大はしゃぎでした。が、病院のドアの前まで来るとやっと目的が分かったようで、後ずさりしながら大暴れしました。

何とか診察室へ引きずり込み、テーブルの上に乗せると、オシリの姿勢から恐怖が伝わってきます。一旦、テーブルに乗せられると固まって動きません。病院で痛いことされたことないくせに、薬品などが醸し出すあの独特の臭いに異常を感じるのでしょうか。


外の雨から室内へ入ったので、カメラのレンズが曇ってしまいましたが、タイガの顔は今にも泣き出しそうです。


今回の体重測定では、16kgでした! 甲斐犬の成犬でも、小柄な犬は8-9kg台の個体もいることを考えると、生後6ヶ月で16kgは大きいです。タイガの父親がマッチョ犬だそうですので、父親ゆずりの体格ですね。
         母親:吉妃真紅             父親:榛名の英心(第128回展覧会総合優勝犬)



病院から出ると雨が止んでいたので、いつもの公園へ行きました。この↓ 柑橘類の木は、ハッサクほどの大きさの実を毎年沢山つけます。人の手の届かない上の方はまだ実が残っています。柑橘の木は見ているだけで癒されるので、毎回、心の中で挨拶しています。

せっかくの生後6ヶ月記念の写真なので良いポーズを狙いましたが、眠そうな顔です。
真横から撮ると、肩よりも腰の位置の方が高く見えます。しろうとの私がテープメジャーで測った限りでは、床から肩までの高さは、45cmはクリアしているようです。

ハクセキレイが近くを飛んだので、注意散漫。

雨あがりの公園は貸切り状態なので、ルール違反のリード放しっぱなしで走らせました。
狂ったようにあちこち走り回ります。最近気づいたのですが、他に犬がいない状態で走り回るとき、タイガは肛門腺から分泌物を出してあちこちマーキングしているようです。もっと幼いときは、ウン〇をした直後に、分泌物が出るのは観察していましたが、最近は排泄とは無関係に出しているようです。まるで雄のような行動ですが、タイガは群れで暮らすと雌の中のボスになろうとする個体なのかもしれません。

あちこち走りながらも、ときどき私のところへ戻って来て「撫でろ」攻撃です。リードも私の手も、ドロドロになります。

ラズベリーが色づいた  raspberries: Joan Squire & Red Jewel

10月2日に蕾着きの苗が届いたジョーン・スクワイア(Joan Squire)は、開花後、実が色づいてきました。2番目の写真のレッドジュエルとは異なり、汚損果が全くないので安心して見ていられます。先頭の色づいた実は、色も形もとても綺麗です。海外の写真では、実はストローベリーのような形をしていましたが、現在成っているものは真ん丸です。大きさは、写真に写り込んでいる親指の爪との比較になりますが、大きめです。

早速、1個食べてみると、クセもなく普通に美味しい実でした。あっという間にノドを通ったので、種の存在は忘れていました。夏果との味の違いを来年比較してみたいです。
Joan Squire

レッドジュエルの方は、今年は期待しないほうがよさそうです。花の房こそ大きいですが、まともに受粉していないようで、汚損果だらけです。でも、ガクから浮き立ったような熟れた実を食べてみました。これも、普通に美味しかったです。ジョーン・スクワイアもレッドジュエルも、初年度苗の初成りなので、評価は来年からです。
Red Jewel