2016年10月23日日曜日

フェイジョアなど  Feijoa etc

今年の春にフェイジョアのウィキトウにニキタとアポロの芽接ぎの実験をしましたが、全て失敗に終わりました。接いだ箇所はウィキトウの主幹や主枝でしたが、9月までにはどの接ぎ穂もペッと吐き出されるように飛び出していて、ウィキトウの皮を剥がれた箇所は既に自然治癒していました。フトモモ科は樹皮の回復力が強いそうです。

一方、去年、ニキタの主幹にアポロの鉢植え苗の主幹を無理やり寄せ接ぎしたのは、すっかり一体化していて、結実状態も良好です。写真↓ に写り込んでいるのはどれもアポロの実です。同様に、高枝に寄せ接ぎしたアポロも大きな実を着けています。

Feijoa Apollo grafted onto Nikita


今朝、1個だけアポロの実が落ちていたので、追熟させてあったニキタとウィキトウと一緒に試食してみることにしました。



左から、アポロ、ニキタ、ウィキトウです。アポロは落果したばかりなのに、追熟させ過ぎたような古い味でした。ニキタは爽やかで、とても美味しいです。ウィキトウはマンモスのようにゼリー部分が少なくガジガジで、実力ではないです。ニキタもウィキトウも苗がまだまだ幼いので、あと2年はあまり期待しないほうが良いと思います。
Apollo (left), Nikita (centre), Wiki Tu (right)







去年ベルガモットに高接ぎしたタヒチライムがまた開花しています。春の開花でも結実しなかったので、今の花も期待はしていませんが、木の傍へ行くと何とも良い香りがします。
Tahiti Lime in bloom
 来年はたぶん結実にこぎつけるでしょう。