2016年4月4日月曜日

ビルベリーもどき  Pseudo bilberry

先日「ビルベリー」苗を買った後いろいろ調べていたら、どうやら日本でビルベリーとして売られている植物は、ニセ物のようです。本当のビルベリーはイギリスを含む北ヨーロッパやユーラシア大陸の寒い地域に生息していて、「ビルベリー」のくくりの中で種類は複数あるものの、日本で流通しているものとは全然似ていないようです。また、ビルベリーの近縁種も複数あるようですが、写真が載っていないので、うちの苗がその近縁種の中に入るのかどうかも分かりません。

まず、樹高はせいぜい30cmくらいであるところ、うちのは50cmを超えています。そして花は、本物は赤からピンクを帯びていて形はスズランの花のような丸っこいものであるべきところ、うちのは楕円形に伸びています。

笑っちゃいたくなるような状況ですが、まあ、今年成る実を試食してみて美味しければ種類はどうでもよいです。
う~ん、それにしても業者はいい加減ですね。

栽培2年目のリンゴンベリーは、グラウンドカバーとしてとても気に入っています。フィンランド原産とは思えないくらい耐暑性があり、玄関前の軒下に植えてありますが、「雨水が沢山飲めて幸せ!」という表情です。


実生ゴールドネクタリーの大株は、開花期も終わりに近づいてきました。今咲いている花のひとつに、6枚弁のがあることに気づきました。普通の5枚弁よりも丸っこい花になって、プチ華やかです。
ゴールド系は一番花は綺麗ですが、2番、3番と続くにつれて貧相な花になりがちです。でも、この株は最後まで綺麗な花を咲かすので優秀です。