2013年12月15日日曜日

初冬の公園で

朝夕の散歩で行く城北公園はすっかり冬らしくなってしまい、落葉樹で葉っぱが残っているのはイチョウとモミジくらいになりました。

写真↓は夕方の散歩で利用する通称「教習所」と呼ばれる草地を中央公園から見下ろしたものです。このあたりは起伏の多い地形で、城北公園の「中央公園」は丘の頂上に位置しています。私が引っ越してきた当時は自動車運転免許の教習所があったのですが、都が公園拡張のために土地を買い上げたあとも、公園利用者にはそう呼ばれています。石神井川と道路に分断されていますが、今では公園の一部です。


タイガは生後7ヶ月になった直後から行動が少し 変になったと思ったら、ヒートが始まってしまいました。なので、今は早朝散歩の群れには加わらず、単独行動です。いつもは来ることのない丘の林の中を散策です。写真の向こうに見える低地から、落ち葉で覆われた斜面を臭いとりしながら上へ登ってくるのが気に入ったようで、毎日引きずられてきます。
 

  明るく火がともったようなイチョウの木のそばで休憩すると、ここは友人が毎晩、野良ネコたちに餌をやりに来る場所なので、さらに臭いとりです。

 最近かなり太ってきたので、お昼ごはんはヨーグルトだけにすることにしました。
  お腹を引っ込ませないといけませんね。でも毛ヅヤは最高で、キラキラ光っています。

 今までは思いっきり走れる草地ばかりを利用してきましたが、タイガはこういう林で臭いとりをすると夢中になるので、行動範囲を広げることにしました。ヒート中なので、あちこちで「名刺」をバラ撒きながらの移動です。
  林の中には 「古代家」と呼ばれるものがあります。小学校の歴史で出てきたような本物の跡地なのかどうかは知りません。
  サルーキの男の子に出会いました。 見るからにお坊ちゃまで、この上なく優雅です。
  こーんな細い脚で、視覚を頼りに中東の平原を獲物を追って駆け回っていたのでしょうか。


 今日一番の「嬉しい!」は、黒部の姉からリンゴが届いていたことです。先日は今年のうるち米やもち米に野菜をもらったところなので、感謝、感謝です。

 今年は2段重ねでした。これなら正月を通して楽しめそうです。タイガは、リンゴ、柿、バナナが大好物になったので、毎晩一緒に食べています。
 

 私は特に蜜の有無にはこだわらないのですが、一応、入っていました。個人的には、蜜が無くても、果肉の美味いものは美味いと思っています。これ↓は、とても美味しくいただきました。


2013年12月7日土曜日

「津之輝」を収穫  Tsunokagayaki

今年が初開花・初成りの「津之輝」は、最近の霜にやられたのか、実が軟化しました。先週末にベランダから室内に取り込んでおきましたが、一旦軟化した実は回復することなく、また葉っぱが丸まったままなので、苗の体力づけに実を全部取ることにしました。このあと来年の春まで、苗は無加温の室内で越冬させます。

とても小さい実が全部で9個成っていました。

早速味見してみることに。左が津之輝、右が田口早生です。津之輝は、まだ12月上旬で収穫時期でないせいか、酸っぱいです! ものすごーく濃厚な味ですが、酸が強く、甘味が少ない。ちょうど、麗紅の初収穫のときの味でした。これに加えて、霜にやられた柑橘独特の食感もありました。

随分沢山の種が入っていますが、これは、初収穫を確実にするためにポンデローザの花粉を付けたせいかもしれません。

津之輝の後で、やはりもぎ取った直後の田口早生を食べると、ホッと安心できる美味しさです。酸味が少なく、甘くて美味しい。非常に育てやすくてこんなに美味しい品種なので、うちでは重要な位置付けです。

2013年12月1日日曜日

秋の公園で

暦の上ではもう冬ですが、公園の黄葉を見ているとまだ秋が続いているような気分です。東京の秋は夜間と日中の寒暖の差が小さいので、綺麗な紅葉は見られませんが、イチョウだけは綺麗に黄葉します。

タイガは赤虎なので、地面が落葉で覆われると保護色になります。

ちょっと気取ってポーズ。

注意散漫になったと思ったら、

 プードルが近づいてきた。 (スナックじゃないよ。)
 

いつもとは違う草地へ移動したら、最近知り合った白柴の男の子に出会いました。ハク君は、柴♂らしいキツイ気性なのですが、タイガは女の子なので仲良く遊んでくれます。 
 
 まずはご挨拶。

と思ったら、追いかけっこが始まりました。

厳密には、ハク君はタイガに追いかけられるのが大好きなようです。

 ビュンビュン走りまわるので、飼い主の方が目が回りそうです。

タイガはハク君に追いつくたびに、ショベルカーのように下からすくい上げようとします。

ハク君がスキを見て私の軍手を盗んでハムハムし始めたので、タイガは抑え込みです。2歳も年下のタイガにこんなことをされてもハク君は怒りません。
ポカポカ陽気の中で楽しい散歩でした。

2013年11月23日土曜日

レインコート  Taiga's raincoat

ヤフオクでタイガのレインコートを買いました。私は、基本的に、和犬に服を着せるべきではないと考えていますが、最近まわりから少しプレッシャーを感じ始めたので、レインコートくらいは着せてみようと思いました。タイガはトイレ完全外派で、うちの敷地内では絶対に排泄をしないので、台風が来ようがおかまいなしに公園などへ行きたがります。なので、1枚くらいはあった方が良いだろうと思いました。

落札したのは、「ダルメシアンなど体重20kgまでの犬用」、という内容の表示を見て選んだ商品です。今タイガは生後6ヶ月で16kg なので、これから冬に向けてもう少し育てば20kgの犬用のでも、それほどダブつかなくなるであろうということで。
 
パッケージから取り出してみると、日本製らしい丁寧な作りになっていました。4本脚それぞれにボタンがついていて、走ってもズレないような構造です。

いざ着せようとすると、タイガが暴れに暴れて、しまいには歯をむき出しにして私の手にガツンと当ててきました。でも、ひるまずに格闘の末、何とか全てのボタンを締めました。

固まって、動きません
 
横から見ると

斜め向きでは

オシリはきっちきち

 一番苦しそうなのは胸のあたりで、やっとボタンが締りました。

どう、気に入った?

フンッ!

結論: タイガにはこのサイズは既に小さすぎる。メーカー表示が適切でないのか、あるいはタイガが肥満体になっているのか、よく分かりません。いずれにせよ、オクの出品者さんには、良くできた品物を安くかつ迅速な取引で提供していただいて、感謝です。

この後タイガにはもう一つの苦難が待っていて、シャンプーしました。天気は良いし、週末でケージの毛布を取り替える日だし。マイヤー毛布にしてからは、週末ごとに洗濯機で洗えるので、ノミダニの防止に役立っていると思います。マイヤー毛布を半折りにして縫い合わせ、それを半分に折りたたんでケージに敷くと、モコモコになります。ケージは私のベッドの横に置いてあるので、夜寝るときも一緒にいる幸せを感じます。

体重20kgになっても、このケージだけは間に合うでしょう。

2013年11月22日金曜日

実つきグアバ苗  guava plant with a young fruit

ヤフオクで、送料込みで1,500円の実付きグアバ苗が1週間以上前に出品されたのを見て、早速果肉の色について出品者さんに問い合わせました。答えは「果肉の色は不明」とのことだったので、時期が時期だし諦めようか1週間迷い続けて、最終日にとうとう入札してしまいました。

「実付き」と聞くと、もう自然に手が動いてしまいます。なのでヤフオクは年内には二度と覗かないことに決めました。

取引は迅速で、入金したその日の水曜日に発送メールが来たので、昨日の木曜日は一日中ソワソワして待っていましたが、西濃運輸からは何の音沙汰もなし。今朝になって電話を入れたところ、「今日の21時までには行く」とのことで、「植物なんだから、それじゃあ遅い!」と反論しましたら、「では午後2時から4時までの間に」変更。現実には4時半近くになってやっと来ました。とにかく、夕闇せまり来るなか、急いで開封しました。

入札を決心する決めての一つになったのは、出品者さんに関する他の人の評価がとても良かったことでした。箱を開けてみると、期待を裏切らない丁寧な包装で、前回の苗の出品者とは大違い。実はちゃんと着いたまま無事に到着しましたよーっ!

また、発送前に一度たっぷり水やりをお願いしてあったのですが、それもきちんと行われていました。申し分なしです。

根っこはガチガチに回るほどはっていました。この苗はイチジクでよくやる取り木だと思います。来年蕾が出そうな充実した枝に取り木をかけて苗をつくり、首尾よく花が咲いて実ができたものだと思います。ただし、グアバでこれをやれるのは相当、気温の高い国・地域のはずなので、輸入ものの可能性が高いと思います(出品者さんは広島県在住ですが)。

実は完熟まで持っていきたいけど、苗の中長期的な成長を優先させて、根っこを洗ってほぐすことにしました。カチカチの根鉢ができていたので、かなり時間がかかりました。

鉢に植えつけたあとは、うちで一番暖かい2階の小鳥の部屋で越冬です。
夜はシャッターを降ろし、カーテンを2重に垂らしているので、今朝6時の気温は、外の2倍以上で14度台でした。夕方、グアバ苗を入れたときは21度台でした。

苗の葉っぱは、1枚目の写真の色が実物に近いです。南向きの暖かい部屋で養生して、何とか緑色に戻れば、と願っています。そして、この↓ 実を収穫したいものです。

 

前からある2本も一緒に越冬します。奥の右はブラジルグアバ(赤実)、左は10月5日に届いたオクで買ったピンクグアバです。ピンクグアバの方は、結局、折れた枝がどんどん枯れ込んだので、実を諦めて剪定しました。
では、美味しい実をお願いします(タイガ言)

2013年11月17日日曜日

田口早生の収穫  Taguchi Wase

田口早生が最近色づいてきて、ほぼ全部の実がいわゆる「ミカン色」になりました。元々小さな苗だったのが、実の重みで傾いてしまっています。写真向かって右側が南の方角で、陽光面になりますが、実の数は少ないけどサイズは大きいです。反対に写真の左側(北側)には、小さな実が集中してついています。

こちら↓ は陽光面の大実の枝です。

最近、大実のほうを手にとると、若干、浮皮っぽい感触があったので、大きい実と木の反対側の小さい実を一つづつ収穫してみました。

大きい実は200gを超えています。

小さい方は125gでした。

半割にしてみると、大きい実は浮皮ではなく実の中心の空洞部分の影響だったようです。
食味は、やはり小さい実の方が断然濃厚で、大きい実の方は酸抜けしたような甘い味でした。大きい方は陽光面だったので、もう少し濃い味を期待していましたが。
ただし、これはこの2個の比較上のことであって、今日試し食いしたものは、この時期に店で売っているどの早生ミカンにも負けない美味しさでした。

今までうちで成ったミカンは麗紅の酸っぱいのに慣れていたので、今日のは安心して食べられました。麗紅のような香りは無く、また麗紅ほど強烈な濃厚味ではありませんが、初成りとは思えないくらいの出来でした。

来年以降も摘果はせずに、小さな実を沢山成らせてもっと濃厚な実になるようにします。また、収穫が全部終わったら、牛糞と有機肥料をたっぷりやります。